既に組み込まれている回路システムを理解する、センサを使った回路を組むときこんな経験をしたことはありますか。
出力形式:NPN あるいはPNP出力
・・・専門書や教科書でNだとPだのトランジスタは見たことあるが、出力?なんのこっちゃ?
という人のために
目次
・NPNとPNPを回路から追ってみる
・あああ
・回路屋としての選定方法
NPNとPNPを回路から追ってみる
NPN出力とPNP出力の回路を並べてみると次のようになっております。ここではSMCの流量計を例にしてみます。
「画像」
内部回路とぼかされている部分はともかくとして、N型P型の違いがあります。
流量の閾値に到達した際「ON」になるのですが、異なるのは出力される電圧です。
N型は電圧0Vが出力され、P型は電源電圧が出力(実際はTrが入っている分のドロップがあるので実際は少し電圧が低い)されます。
「画像」
選定
では、現場でNPNかPNPか選定するかといえば、回路の行先であったり制御の中心として使用しているコントローラに依ります。センサの出力する先はPLC、ロボットやCNCの外部入力用のIOボードなどが挙げられるでしょう。
NPN出力のセンサが使える条件
・PLCの場合:ソース入力にしている(S/S端子に24Vを印加している)
PNP出力のセンサが使える条件
・制御機器側の入力電圧が一致している
・PLCの場合:シンク入力にしている(S/S端子に0Vを印加している)
使用例
まとめ
・NPN出力のセンサは
0Vを出力する設定である。
PLCがソース入力設定(0Vが入力されるとONになる設定 = S/Sが24V)で使用できる
・PNP出力のセンサの場合
電源24Vを設定する出力である
PLCがシンク入力設定(24Vが入力されるとONになる設定 = S/Sが0V)で使用できる
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